丸角屋の嫁とり。
山中ヒコ先生の“丸角屋の嫁とり”を読みました。
BLCDの方が先だったものでw
原作は今になってしまったが故。
まあカワイイのなんのって!!
誰がって?…立花さんが(しれっ)←
そーなんです、
可愛い可愛い鈴役を立花慎之介さんが演じておりますのですよ、ハイ~。
相手役の新三郎役は社長兼帝王の森川智之さんですw
このお二人、何かと絡み多いですよね。
“黒衣の公爵”、“不確かなシルエット”、“僕の知るあなたの話”、
“だからキミが愛しんだ”、そしてこの“丸角屋の嫁とり”ですよ。
お二人は声の相性がイイのでしょう。
ストーリーは、
武家の庶子である鈴は、本妻の目を恐れ男の身で女として育てられた。美しく成長した鈴はある日、町でならず者に絡まれたところを町人の新三郎に助けられる。以来、男というものへの憧れを育て始める鈴。だが父から借財のカタに嫁入りを命じられ……?
「男でも女でもいい、お前ェさんが欲しかった」借金のカタに、男の身で男のもとへ、嫁入りを命じられた鈴の運命は……?大江戸恋情絵巻!!(BLCDWikiより引用)
山中ヒコ先生のコミックスは、初めて読みましたが面白いですね。
特に、モノローグが好印象でした。
私、実は丁髷が苦手でしてw
時代劇ものは大好きなんですが、萌えるかとなるとそこは難しくてですねw
丁髷でBLって…と、思っていたのですが(すみません!)
山中先生の一見、雑そうに見えなくもない絵が(失礼!)逆にキャラクターを引き立てていて、とても味があり、愛らしい。
絡みシーンは2回と少なめですが、
(でも、昨今のBLは質が上がってるので、ストーリー重視のために絡みは2回が多いですよね)
原作が意外と短くてビックリしました。
新三郎と鈴のこの先をもっと読みたいと思いましたね。
描き下ろしの“丸角屋のその後”も良かったな~♡♡
それ以上に、
“丸角屋の嫁とり”の次の話、“新しい武器”の方がメチャメチャ萌えたという事実w
ここからはBLCDの話になりますが…
以下、ネタバレありやす↓
●´ω`●´ω`●´ω`●´ω`●´ω`●´ω`●´ω`●´ω`●
幼馴染の荘太と朝顔市に出掛けた鈴は、男たちにからまれてしまいます。
そして、通り掛かった新三郎に助けられた鈴たちですが、恐怖でその場から逃げてしまうんですね、自分には出すことのできない強い男の部分を感じ取った鈴は、
「あれが…男か…」
と、呟きます。
そして、男として生きようと決めた鈴は父に勘当覚悟で話を切り出そうとしますが、父は借金のカタと鈴の嫁入りを交換条件に結婚を持ちかけてきたのです。
頭を下げる父に嫁入りを了承する鈴。
しかし、父はもし男と露見することになれば、恥をさらす前に自害せよと刀を渡すのでした。
鈴は、こう思います。
「生まれてはじめて…父上の頂くものにございますれば、喜んで…」
ただ…やさしい言葉…一つ。
鈴の嫁ぎ先は、新三郎が当主の丸角屋。
それを知った鈴は、新三郎の前で自害しようと刀を構えます。
「それ以上近寄れば…命を絶ちます…」
あの正義感溢れる男という存在を見せつけた新三郎にだけは、女のふりをしている自分を絶対に知られたくないという鈴の思いです。
しかし、新三郎は男でも女でも関係ない、鈴が欲しいと言います。
そこから、二人は一緒に居るように。
途中、荘太目線で物語は動きますが、きちんと二人の絆も描かれており、とてもあたたかい作品だなと感じました。
立花さんの演じ方がオンナオンナしてないので、すんなり入っていけます。
そして、相変わらずの透明感ハンパねぇw
一番萌えた台詞は、
熱がある新三郎が我慢できず鈴に迫るシーンで、
「やめっ…
やめよ…と申す…に…っ、何をするうつけもの…!大人しく寝ておれ、病人が!」
はい、ココ!!←
もうね、めちゃめちゃカワイイんすよ、言い方が!!
私、立花萌え台詞討論会なるものがあればお気に入りの台詞が100以上出てくる自信あるねw
このお方は、萌えポイントをよく把握してらっしゃる。
イントネーションが最高なんですわ。
勉強熱心な方ですよ、ほんとに。
ああああああああああああああ
いつのまにか、こんな時間になっとるw
7時起きなのに…il||li (つω-`。)il||li
さあ、寝ますか。