ひとりのひとりごと。

完全自己満足ブログ。立花慎之介さん・皇帝さんのこと in 沖縄。

新撰組勿忘草比翼録 原田左之助。

 

発売されたの去年ですが、感想書きますww

新撰組勿忘草比翼録 原田左之助を聴きましたよ~。

ここからネタバレありやす↓

 

(●・ω・)ノ------------start------------

 

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原田左之助を演じるのは立花慎之介さん。

ストーリーも血魂録と大体似てます。

前回がBAD ENDというか、死を選ぶものだったので今回は結構甘々です。

血魂録の原田は主人公を好きになると努力しようとしたタイプ。

比翼録はもう主人公をメロメロに好きになっているタイプでした。

 

元治元年 京の都にて不逞浪士と戦う原田左之助

 

「どうした?もうおしまいか?フッ…なら、血を流せ!

赤い花を狂い咲かせて死んでゆけぇえ!!ヒャーハッッハッハッ」

 

誰かを殺すたびに見られるこの花を俺は求めてやまない…

きっと俺は、この花を咲かせるためだけに日々息をしているのだろう…

と、せつなく言う左之助に胸がギュッと締め付けられる感覚に襲われましたw

この戦い方ですからね、返り血を浴びます。

そして、

主人公が居る屯所に戻り、風呂に入ろうとすると、他の隊士が居るから入れないと主人公に言われ、渋々手ぬぐいで拭いてもらう左之助

その間、シトシトと降り続ける雨のSEが良かったです。

数日後、

挨拶をすると気持ちが良いという主人公に勧められ隊士や永倉に実践したという左之助

しかし、全然気持ちが良くないし、その感情さえ無い。

主人公に親しげな挨拶をするなら…と持ち掛け、

 

「俺とアンタは性別が違うわけだから、男と女で親しげな挨拶っていったら…(顔を近付ける)…

こういうの?アレ…?なんで反応しないの?ほら…もうすぐアンタの唇に触れるよ?…とめなくていいの?」

 

赤くなる主人公。

口づけをしたことがないらしい主人公に左之助は口づけをする。

 

「ホントに固まってる…じゃ、もうちょっと」

 

と、軽めの口づけから耳へ、そして長めの舌を絡める口づけまで。

 

「そろそろ拒否の一つでも、しとかないと俺もとまんなくなるよ?

ここじゃ他の隊士の目も付くし…俺の部屋に来る?」

 

我に返り、左之助から離れる主人公。

 

「拒否しなかったクセに何、今更怒ってんの?もう一回その口塞ぐよ?」

 

迫ってくる左之助から、話を逸らすために落葉に火を点け焼き芋を食べようという主人公ww

このシーン、まったりしててイイですよ。

そしてまたある雪の日、

寒い中、一人で外に居る主人公を見つけた左之助

雪で視界が白い中、南天の実を見付け嬉しがる主人公に左之助は、

 

「まあ、嬉しいのかもね…俺は全然。共感を求められても困る」

 

と、立花慎之介のような返しww(失礼)

ホントこういう役が似合いますよね~(褒めてます)

天気や季節とどうでもいい話をし続ける主人公に、

 

「まぶた…腫れぼったくなってるよ?少し前まで泣いてたってバレバレ。

どうせ、あの人が切腹した時のことを思い出してたんだろ?」

 

本当は南天の実だってそんなに喜んでいたわけじゃない。無理してはしゃいでいたのを左之助は見抜いていたのでした。

 

「泣きたいならヘンな遠慮なんかしないで泣けばいいのに。(略)

誰にも泣いてもらえないよりアンタが一人ででも泣きまくってやった方が…あの人だって、多少は浮かばれるんじゃない。

どうせまぶたは腫れてるんだし、好きなだけ泣いておいた方が得なんじゃない?」

 

一緒に泣くことは出来ないけどそばに居てやると言った優しい左之助です。

 

ある日、

御使いで打粉を買うという主人公についてきてくれた左之助

買い物帰りに主人公は左之助に見せたいものがあると町外れまで連れて行く。

着いたそこには、一面立葵の花が咲いていました。

綺麗な景色に主人公が嬉しい顔を見せる中、左之助はともに感動してやれないことを初めて申し訳なく思うのです。

主人公は「赤い花が好きだって言ってたから」と、言います。

しかし、

左之助が好きな赤い花は血です。

でも、主人公に言うことは出来ません。

突然、雨が降り出し二人は近くの木の下へ雨宿りに行きます。

会話の中で、

狐の嫁入りだと言う主人公に、自分の嫁入りの心配をしろと言う左之助

しかし、主人公は当てがないと話す。

 

「じゃあ…俺のとこに嫁ぐ?」

 

ビックリする主人公。

そうですよね、サラッとプロポーズしちゃってますからねww

 

「だから、そんなに困らなくていいって言ってるだろ…今すぐにどうこうって話じゃないし、俺は今思ってることを言ってるだけだから…嫁入りの当てが今後も無さそうだったら…考えてみて」

 

雨が上がり、空には虹が。綺麗だと主人公が言うと、

 

「そう…だね。綺麗なんじゃないの?…多分。うん、俺は思わない。俺には砂色に見えるから。」

 

はふぅぅん…やはり未だ病んでらっしゃる…←

屯所にて、

一日に何度も会いに来る左之助に主人公は一緒に居すぎる気がするし、噂になっているから会うのを控えようと言います。

 

事実一緒に居る。気のせいなんかじゃない(略)はぁ?…会うのを控える?ダメでしょ、断る。」

「じゃあ、わかった。今までは、朝・昼・夕・晩様子を見に来てたのを…朝と夕と晩にする…これでいい?」

 

wwwwカワイイなオイwwww

 

場面は変わり、二人は紫陽花を植えます。

紫陽花を植えるとこがポイントです、最後繋がっているので。

ある夜、

左之助は見回りの際に戦い、血を浴びます。

地面に咲く赤い花を見て無性に主人公に会いたくなり、屯所へ戻り主人公が寝る部屋へ。

 

「アンタのこと考えたら…死んだのが俺じゃなくてよかったって思った…(略)…死にたくないって思ったのはアンタを残して逝きたくないってこと…なのかな?…それって…つまり…俺はアンタを好きになってるってこと?…だから俺はアンタの顔が見たくなったのか…そうか…そうなんだろうな」

 

好きだと気付く左之助の感情があふれ出て声も強くなっていきます。

トーンと演じ方を見事に細かく変えた立花さんがイイ。

抱きしめてくれた主人公に、

 

「俺のこと…ちゃんと見てもう一回言って…好きって…俺も好き…ごめん…アンタをもっと近くに感じたいんだ…今日、見た赤い花のこと忘れさせてほしい…アンタの唇…あったかいから…生きてるって気持ちになる…」

 

「アンタが欲しい…局中法度なんて知らない…アンタを抱かずにずっとそばに居るのと抱いて切腹することになるのだったら、今なら切腹の方を選ぶ…それくらいアンタが欲しい…いいだろ?」

 

ここから立花自前SEタイムです、耐久チャレンジスタート!←

 

「アンタ…すべすべしてるね…ふふふ、手に力が入ってる…緊張してるんだ。貸して…くすっぐたい?でも、声は抑えて…どうしても我慢できなくなったら爪立てて?そしたら、口…塞ぐから…我慢出来る時でも口付けが欲しくなったら爪立ててよ。すぐにしてあげるから…こんな風に」

 

「爪立てた…もっとってこと?」

 

「驚いた…ココも欲しくなった…生きてるね…アンタも俺も」

 

「ねえ…もし、何かがあったとしてもう死んでもいいって理由があったとして、俺が死にたくなったとする。そしたらアンタは俺を殺してくれる?…俺が死ぬときはアンタの手にかかって死にたい。俺もアンタが死にたくなった時は殺してあげるよ?」

 

この未だブレない左之助スタンスktkr。

こういった所が抜かりなくて良いですね、ナイスシナリオです。

しかし、今回は無いのですよ…そういうシーンが。

FOです(泣)

ついに恋仲になった二人。

ある日、主人公を戦に連れて行きたいと言う左之助

下女としてではなく、妻として。

左之助の精一杯のプロポーズでした。

 

「一緒に居よう」

 

なんて素直で純粋な言葉でしょう。

 

時代は移り変わり、新撰組は敗れ左之助は離隊する。

二人は一緒に暮らし始め、新撰組を忘れないため庭に紫陽花を植える。

ある朝、丹精込めて育てた紫陽花の蕾が出た。

青い色の蕾、浅葱色の紫陽花が咲く。

新撰組の羽織と同じ浅葱色に涙する左之助

 

ちょっと何…必死に背伸びして人の頭撫でるの子ども扱いしないでくれる?…どうせ触るなら…こっちにして」

 

どっちかな~。こっちかな~。←

 

「ねえ…したくなった…起きたばっかりだけどいいだろ?…なんで!今、口づけはちゃんと答えてたでしょ…いつもなら…そのままするのに」

 

ほっぺを膨らましていそうな左之助の表情が浮かび温かい気持ちになりますww

しかし、しないのには理由が。

 

「え?赤ん…坊?…あ、今…三十考えた。名前の候補…とりあえず女の場合…で、どっちが産まれるの?わからないもんなの?あ、いや…あ…じゃあ、どっちの場合も考える…いや待って男の場合もすぐ…てゆうかさ、さっき走ってたよね、何で?バカじゃないの」

 

うろたえる左之助がカワイイ!!!

中に入って主人公を寝かせる徹底ぶりww

 

「産まれるまでどれくらいあるのか知らないけど、それまでずっと寝てた方がいいんじゃない?」

 

余計、身体壊してしまうわ!!ww

お腹に触れないように抱きしめる左之助パパがこれまた(泣)

 

「アンタと夫婦になってよかったって感謝してる…ありがとう。

これからもそばにいて。毎日笑ってて。愛してる…」

 

どえええええええええええええええええええええ←

立花さんの、

「愛してる…」の言い方!!本当に心がこもっててスゴイ!!主人公を想い、優しく包むようなこの言葉。

“愛してる”って言葉って表現するの難しいんですよ。

ホント、声優さんって素晴らしい。

ここで全トラック終了ですが、最後にキャストトークがあります。

キャストトークと言えば、余韻に浸る間も与えない立花節ですわww

台本が長すぎるという感想に始まり、紫陽花は土の成分で色が変わるから死体が埋まってるという話までww

いや、

わたしは立花慎之介という人間を情報を通じて(テレビ・ラジオ・雑誌など)知ってますから何も動揺はしませんが(本名の〇〇〇さんのことは知りません←)、

全巻連動購入された方や立花さんを初めて聴いた方は言動や振る舞いに動揺する方が居るのではないでしょうかww

私はそこが好きなんですがねww

とにかく、

新撰組勿忘草比翼録 原田左之助、とてもよかったです。